投資の種銭を作る効率的な方法【実践済み】

節約

投資の種銭をつくるために、個人投資家が真っ先にすること、それは支出を減らすことです。

今回は、「投資の種銭を作る効率的な方法」というタイトルで解説していきたいと思います。
この記事では、ブログ管理人が実践して効果があった方法を解説しています。

ぜひ参考にしていただけたらと思います。

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投資の種銭を作るために支出を減らす

なぜ支出を減らすことが大事なのかというと、最も手軽にかつ効率的に貯金を増やすことができるからです。
手元のお金を増やすためにできることは、①収入を増やすか②支出を減らすかの2通りです。

収入の柱が給料しかない会社員が①の方法で手元のお金を増やそうと思ったら、給料を高くする以外に方法はありません。


給料は明日すぐに増やしてほしいといってもそうはいきませんよね。
残業をして月々のもらえる額を増やしたらいいじゃないか、と思うかもしれませんが、効率が悪く健康にもよくないです。

残業で給料を増やせばよいと思っている人は、自分の時間単価を一度計算してみるといいと思います。

例として、1日8時間労働の5日×4週=20日出勤、手取り月収が20万円である場合を考えます。

月の労働時間は160時間ですので、時給に換算すると1250円です。

残業代には25%の残業手当が付くとすると、残業の時給は1562円です。

残業で稼ぐということは、自分の時間を切り売りしていることにほかなりません。

一方で、②支出を減らす方法で貯金を増やすのはどうでしょうか?
例えば、「会社の人との付き合いの飲み会に行かない」という方法をとることを考えます。

飲み会は2時間くらい、会費は3000円ほどでしょう。

もし飲み会に行かなければ会社の人から付き合いの悪い奴だ、と認定されるかもしれないリスクがあります。しかし、飲み会に行かないだけで3000円と2時間が手に入ります

時間単価は人それぞれ異なるので一概には言えませんが、若手の給料の高くない会社員ほど支出を抑えた方法による貯金の仕方は効果的です。


なによりも、自分の時間をほとんど使うことなくかつ、すぐに効果がある貯金を増やす方法は明らかに②の支出を減らすことです。

どこから支出を減らすか

貯金を増やすためには支出を減らすことが効果的なのは理解いただけたでしょうか?

それでは、支出を減らすためにどんな節約をするべきなのかをブログ管理人の体験をもとに、具体的に説明していきたいと思います。

まず、節約をする大前提として”出血が最も大きく、出続ける箇所から対処をする”ということが重要です。
すなわち、支出の大きい固定費から順に抑えていく必要があるということです。

また、節約には良い節約悪い節約があります。

良い節約とは、日常生活や精神衛生に何ら影響を与えない固定費を削ること、逆に悪い節約とは、それらに影響を与える箇所を節約することです。

以下が良い節約と悪い節約の例です。

良い節約
  • 家賃を下げる
  • 不必要な車を手放す
  • 不要な保険を解約する
  • 3大キャリアから格安simへ乗り換え
  • etc…

悪い節約
  • 食費を削る
  • 水・電気・ガスを節約する
  • 交通費を節約する
  • etc…

まず良い節約から説明していきます。

良い節約について共通して言えるのは、今までに述べた前提を満たしていますよね。

家賃

大家さんと交渉をして家賃を下げることができたら、今までと全く同じ環境で生活でき、固定費だけを下げることができます。
家賃交渉なんてできないんじゃない?と思っている方が多いかと思いますが、家賃交渉は意外とできます

大家さんも不動産投資事業でやっている人が多いので、家賃交渉に応じないことで空室になるのを防ぎたいからです。
家賃を数千円下げることでその先何年も住んでくれれば、問題ないと思って家賃交渉に応じてくれる場合が多いです。

不必要な車を手放すことで、駐車場代・税金・ガソリン代・保険料・車検などの維持費など、非常に大きい箇所を節約することができます。
(通勤に必要なかったり、平日はほとんど乗らないサンデードライバーを場合を想定しています。)
車を手放すだけで、年間何十万円の固定費の削減になりますよね。

保険

不必要な保険は解約しても日常生活に影響を与えずに、固定費である保険料を削減することができます。

民間の保険については、その意義を考えて何のために保険を契約するのかをよく検討するべきです。

保険はそもそも、「何らかのリスクをヘッジするために少額ずつ保険会社にお金を預け、有事の際にまとまったお金を受け取る」ということが意義です。
したがって、「何のリスクをヘッジしようとしているのか」、「有事の際は保険金がないと本当に生活が破綻してしまうのか」をよく考えるべきです。

「なんとなく保険にはいいておけば安心だから」、「みんな入っているから」などという理由で保険に加入するべきではありません。

携帯キャリアの契約

携帯電話の契約については、3大キャリア(docomo, au, softbank)の契約を格安simに乗り換えたとしても、ほとんど差はないです。
(格安simでの契約は回線が混雑する時間帯は通信速度が遅くなりますが、あまり気にならないレベルです。)

本ブログの管理人が実際に行ってみて効果が大きかったと感じたものは、車を手放すこと以外すべてです。(都内在住のため車はもとも所有していませんでした。)

これらは、自分の生活の質下げたり精神衛生を悪くすることなく、月々の無駄な固定費だけを削減することができました。

具体的には、家賃:-5000円、保険:-7000円、携帯キャリア:-5000円ほど節約でき、年間で20万円近く節約することができました。

民間保険の必要性については別途解説する予定です。実は、ほとんどの人が不必要な保険を契約しています!

また、あまり知られていないですが、一般的なサラリーマンの生涯における大きな支出は、保険です。特に出血の多いこれら3つをまずは対処するべきなのです。

次に、悪い節約についてです。

「悪い節約」と書きましたが、正確には「効果があまりなく、生活に影響を与えうる節約」です。どの項目も、浪費してよいという意味ではないので、誤解なきよう。

食費については、節約のためにご飯を抜いたり栄養が偏ったものをとる人がいますが、これをしてしまうと人生の質が大きく低下すると思います。また病気にもなりやすくなるので、節約した分医療費が多くかかるなんてこともあると思います。

自分の人生を削ってしまっているように思います。


食費はケチらないで外食をたくさんしてもよいかというと、そういうわけではないです。
食費で節約する場合は栄養のあるものを自炊するようにするとよいと思います。

水・電気・ガスなどは頑張って節約しても効果が非常に薄いです。

がんばって節約して月に数十円とか数百円です。

その割にひもじい思いをすることになるので、精神衛生上よくないと思っています。

交通費をケチるのは、うえでも述べた自分の時間単価と照らし合わせて本当に効果があるのか確認するべきです。


たとえば、「電車代数百円を節約するために徒歩で移動する」などは自分の時間と体力を消費して電車代を節約していることになります。(もちろん、運動が目的であるなど別の理由がある場合は話は別ですが)

まとめ

一般的なサラリーマンが投資の種銭を作るためには、まず支出を減らすべきです。

具体的には、人生における大きな支出となる固定費を下げることが重要です。
ただし、節約してもよい固定費とそうでない固定費があります。

節約してもよいかどうかは、実行すると人生の質が下がるかどうか・十分に効果(コストパフォーマンス)があるかどうかを吟味する必要があります。

「塵も積もれば山となる」という諺があるように、少しずつ支出を下げてお金をため、投資によってお金を増やせるようにしましょう。

以上です。